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小宮 大輔さん

島おこし協働隊(地域おこし協力隊) 観光ディレクター

生まれも育ちも対馬。大学進学とともに島外へ。33歳の時にUターンを決意。
平成29年4月より、対馬で【島おこし協働隊】として活躍している(任期は3年)。

釣り場としての対馬

大学を卒業した頃から「いつの日か対馬に戻ろう」という思いがあり、島外にいた時も対馬のことは気になっていた。

という小宮さん。

 

WEBやSNSを使った観光PRで自分の今まで学んできたことを活かす

島にいた頃はみんなと同じように”つまんない島”だと思ってた。でも、島の外で「対馬出身です」と言うと、みんなが注目してくれて対馬に対して興味を持ったり面白がったりしてくれた。そこから対馬の特別さにも気づかせてもらえたし、対馬を自慢したくなった。もともと隠すつもりもなかったけど、さらに発信したいという気持ちになった。

 

東京や福岡での働いたのちに対馬に戻ることに決めた。ちょうどいいタイミングで島おこし協働隊で【観光ディレクター】の募集があったので、「今しかない!」という気持ちで応募し、採用されることになった。

 

対馬には課題もやりたいことも多すぎて、Uターンして何をやりたいのかって言われると悩ましくて…。

でもWEBやSNSを使った観光PRをメインとする観光ディレクターなら、自分が今まで学んできたWEBのスキルが活かせると思った。

観光ディレクターとして仕事をさせてもらって、自由に働かせてもらえるので働きやすいし、その分責任感も持てる。失敗する中できちんと改善して、次はさらによりよくっていうのを意識している。当たり前のことだけどね。

 

  Uターンして1年・・・その中で思うことも多々あるそうです。

 

 

観光地としての対馬

 

観光地として観光客を受け入れるのであれば、この対馬に住む人がきちんとおもてなしをする心を持たなければならない。今のままでは本当に満足して帰ってもらえない。どんな人が観光に来てくれても、自分が観光客の立場に立った時その接客でいいのか振りかえって欲しい。

 

対馬は観光と向き合っていくしかない。

 

今更、大昔の暮らしには戻せないし、今ある豊かな自然と、世の中の最先端の技術や情報をしっかりキャッチしてバランスよく生きていくすべを対馬は持つべきだと思う。

 

  お隣は300万人都市のプサン、さらにもう一方は福岡と恵まれた環境である。

 

島民は対馬に対する自信を持ってほしい。その気持ちが観光客に伝わるのが一番いいことだと思う。本来、対馬の人々は優しい人たち。ただ、仲良くなるまでの壁があって陰から覗いているというか(笑)

きちんと話して触れ合うと一気に壁がなくなって逆にもてなしすぎるし、入り込んできすぎる、恥ずかしがり屋だけど人のことは大好き。そんな人たちに限って対馬のことが好きだったりして、「こんな何もない島によく来たね」って言うけど、対馬のこと褒められたらすごく喜ぶし天邪鬼なんだと思う。

 

対馬島民の人柄をアピールしていきたい。対馬には普通に観光に来るだけでは出会えない面白い人がたくさんいる。人柄を知ってもらう、対馬を知ってもらう。魅力はたくさんあるけれどそれをうまく編集して売り出していきたい。

 

今年、来年あたりは対馬としての勝負の年になると思う。

韓国人観光客激減という状況も味わって、今後の対馬がどうなっていきたいか考えないといけない。

 

 

島民みんなが観光大使

 

今、観光ディレクターをやっていて、島民のことを1番に考えたい。”対馬に暮らす人たちは、ずっとそこで生きていく”ということを考えると、次世代を担う子供たちが対馬を誇れるようになって欲しいし、大人たちは子供の見本にられるようにしないといけない。

みんなが対馬のことを明るく自慢して教えてくれると観光客としても嬉しい。そうすることでその人の魅力にも気づいてもらえる。

「対馬に暮らす人々が、誰よりも対馬が好きで、誰よりも対馬を発信する」という状況を作りたい。

 

  小宮さんは、島おこし協働隊の任期後についてもたくさん話してくれた

 

 

釣りアイランドとしての対馬

 

  現在、小宮さんは漁業にも様々な形で携わっている。

 

対馬でも漁業をよくしようという動きはあって、自分たちで釣った魚を丁寧に処理して高単価で島外に売り、資源も守りながら自分たちの利益もあげていくという活動をやっている団体もいる。島内にもそのような事例があるということを伝えたい。漁師さんとか漁協とかの横の繋がりも必要な時代になってくると思う。将来は自分も漁師の仕事をやってみたい。

 

今後は対馬を【釣りアイランド】として広めていきたい。対馬の釣り場としての魅力っていうのは特別で、知らない釣り人もたくさんいるけど、ファンも多数いる。対馬が世界に誇れる釣りアイランドだということをブランディングしてやっていけば、釣り人は来る。もちろん釣り人が増加することによる、公害などもあるけどね。

だから、釣りを単なるレジャーと捉えるのではなく、釣りを楽しむ中で魚を知り、対馬を知り、海洋資源の保全にかかわっていくという、気持ちを持ってもらえる仕組みを作っていきたい。

 

 

そう話してくれた小宮さんは対馬の魅力を常に発信し続けている。

対馬WEB版ガイドブック:対馬絶景

対馬での釣りを紹介:シオメ

 

 

 

Posted - 28 September 2019

eyecatch

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