【8月18日_米の日】対馬米米クラブ 始動!
18 August 2021
よく晴れた週末!
秋の収穫感謝祭の第4弾【やまいも掘り体験】に参加しました。
主催:一般社団法人MIT
やまいも掘り体験でお邪魔するのは”グレンゼファーム”です。
グレンゼファームがある対馬市上県町はツシマヤマネコが高密度で生息している地域だそうで
ヤマネコに配慮しなるべく農薬や化学肥料を使わないで自然薯を栽培しているそうです。
素敵な幟を発見しました~。
ヤマネコとじねんじょのコラボ!!かわいらしいですね。
じねんじょについての説明から始まります。
クレバーパイプ栽培という方法で栽培されておりこの畑には3248本もの
パイプが地中にあります。
パイプの中に種芋を入れ育てていくのですが、パイプの中には
柔らかくて石の入っていない土(赤土)が使われているそうです。
まっすぐ・長く・きれいに伸びるように、わざわざ対馬の内山という地区から、
この赤土を運んできているそうです。
この飛び出しているパイプはイノシシによる被害だそうです。
なんと柵の下を掘って畑の中に侵入しちゃったそうです。
対馬では、いろんな所でイノシシによる被害がみられ、問題となっています。
さて、やまいも堀りが始まります。
まずは、重機を使って溝を掘っていきます。
この作業、パイプに当たらないように掘り進めるのに相当なテクニックを要するようで、
グレンゼファームでは、社長さんの専属作業になります。
さぁいよいよです。
きれいに溝が掘れたら、ここからは手作業になります。
上にあるパイプから(写真では左から)一人一本ずつ順番に掘っていきます。
かっこを使って掘り進めます。
かっこ・・・あとで調べると対馬独特の農機具らしいです。
(写真を撮り忘れてしまいました。)
ちなみに!
地中のパイプの角度は15度。
地中からパイプを掘り出します。
やまいもが入っている確率は85%。
やまいもが入っているかどうかドキドキです。
大きなやまいもが出てくると、参加のみなさんから歓声が!
収穫できたじねんじょです。
太くて大きいものよりも、長くまっすぐのものが味がいいそうです。
一人一本ずつ好きなものを選んで持って帰ることができました。
市場価格は、1㌔3,000円です。
最後はおいしい自然薯だんご鍋が振る舞われました。
地鶏のだしは対馬の郷土料理いりやき風味。
収穫体験を経てのあったかいお鍋はいつもよりおいしく感じられますね。
Posted - 16 December 2019