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対馬での事業者・自治体関係者向け視察ツアー

Tu-VAでは、対馬で事業・取引先などの開拓をしたいと考える方を対象に視察ツアーをご提供しています。(視察ツアー販売企業:株式会社日本旅行

対馬産のマグロ 目の前で動く50kgクラス(100kgで出荷)

具体的にTu-VAがプロデュースする島外事業者様向けの対馬視察ツアーは、テーマが以下のとおりです。

 

 

さて。このたび飲食店様向け食材調達視察ツアーを実施しました。
第1回は福岡・小倉では老舗中の老舗料亭である観山荘様です。おりしも12月24日~25日というクリスマスイブ真っただ中ではありますが、分刻みのスケジュールで島内を動き、できるだけ数多くの商材を体感していただきました。

まずは、一路 島内最北端の上対馬を訪問。上対馬にて水産加工を営む会社の経営者の皆様と会合をいたしました。こちらの企業様のメイン商材はイカです。通常であれば、季節に応じて多種多様なイカが手に入るということで期待感を併せ持って、訪問いたしました。しかしながら訪問をした時期は最も不漁の時期ということもあり、今後思い通りのイカを調達できるかは現時点では不明ということを確認し、まずは今すぐ手に入るイカをサンプルで送り、店舗の職人さんたちと質を確認しようという話におちつきました。

対馬の北西はアナゴの一大漁場 通年で出荷OK

西泊地区は、イカの他に、アナゴが通年で水揚げされます。アナゴは同町内で1次加工が可能です。お寿司や煮アナゴ、焼きアナゴ、フライ・天ぷらなどを作る方を対象にした一次加工済みでの納品が行える魅力があります。

対馬の北東はタイやイカなどの漁場 こちらも豊富に確保可能

これに加えて、タイやブリ・カンパチなどの魚種はほぼ常時対応ができます。このあたりの水揚げ情報をTu-VAでキャッチして、調達を行うことが可能です。

観山荘さんが経営している料亭の場合は1箇月ごとにメニューを「確定」させています。したがってその1箇月の間、同じクオリティの食材が安定的に供給されなければならないという使命があります。この企業ニーズを満足させられる供給力があるかどうかも、島内の皆様と詳細にお話しながら決定することになります。

観山荘さんは、一方で料亭の他に通常の飲食店も経営しています。通常の飲食店で、個々のメニューを都度造成することに時間を割けないケースが少なくないと思います。その場合もしも「対馬からのお届けパッケージ」を毎週お送りすることができれば、ある意味「産地からのお任せ材料」に基づいてメニューを消費者の皆様へご提供することも可能となります。これだとメニュー構成に困らないので、一般の飲食店さんにとっては魅力ですよね。

対馬の90%は山林 シイタケも一大産地

さて、行先を少し南に変え、とある山林の奥深く。(盗難防止の意味合いから詳細な住所は載せません)実は対馬は島の90%が山林です。したがって田畑で採れるものよりも、山で採れるものの方が相対的に供給がしやすいのです。中でも魅力的なのがシイタケ。対馬産のシイタケは大分や宮崎産のものとは少し内情が異なり、単品でメニューになるほど、味と香りがしっかりとしているのが特徴です。

実は自然薯の栽培も多いのが対馬

さらに、山の物として昨今注目なのが自然薯です。山林の土が自然薯栽培との相性が抜群で、人工的に作っているため大量に質の良いものをご提供できます。

そして今回の視察の大御所的な存在でもある、マグロを見に行きました。場所は浅茅湾内の某所。沿岸で10キロクラスのマグロを採り、これをおよそ4年間いけすで育て上げて100キロ近くまで成長したマグロを現在東京などへ卸しているそうです。この養殖に伴い、途中で30~50キロクラスのマグロを間引くことがあります。飲食店さんにはこのクラスのマグロであっても十分ハイクオリティな食材として確保することができるようになります。

浅茅湾(あそうわん)はマグロ・ブリなどの漁獲・養殖が盛んです

当日は湾内へ船を進め、湾内に設置されている複数のいけすを拝見しました。中で高速で泳ぐマグロを次々と視認したのちに、30キロクラスのマグロを試食いたしました。赤身・中トロなどの質の高さを確認し、今回の視察を終えました。行程は1泊2日です。

旅程とお見積もりは日本旅行様から行います。
お問い合わせを当社へいただいたのち、日本旅行様から回答申し上げます。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

Posted - 22 January 2020

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